- 減りました!|梅屋敷さわもとクリニック|大田区大森西梅屋敷駅の内科・呼吸器科・アレルギー科

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減りました!

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2019年8月13日

気管支喘息の患者さんは、減りました。ではなくて、重症の気管支喘息の患者さんは、減りましたです。
かつて私が研修医のころ(約30年前)は、病棟には数人の重症の気管支喘息の患者さんが入院し、中には人工呼吸器をつけている方もいました。更に、入院はしないまでも、外来には、その異常に分厚いカルテの中身を覗くと、盆と正月を除いてほぼ毎日点滴を受けに来る方、出勤前にわざわざ点滴を受けに来るサラリーマンの方がいましたが、最近はめっきり少なくなりました。
その理由は、まだまだ北欧には及びませんが、吸入ステロイドが普及したからです。当初は、専門医ですらその効果を疑問視していました。たかがボンベに入ってる薬剤を吸入することで、発作を予防することができるとは夢にも思わなかったからです。
これは、日本国民特有の気質の中に、薬は口から飲むものという偏見が根付いていたのが、一つの要因だったのかもしれません。そもそも、予防する疾患という認識がなかったのです。しかし、使用してみるとその効果は絶大で、夜間救急外来受診者、入院患者、喘息死は激減しました。普及には時間がかかりましたが、専門医が結束し、ガイドラインを作成していただいたおかげで、その使用頻度は増加しました。
その代わりかどうかは定かではありませんが、慢性咳嗽の患者さんは増えた様な気がします。その中には、長年風邪として誤診されてきた、気管支喘息の患者さんも紛れ込んでいて、その方々を救い出すことが私の使命の一つと考えています。

監修者

梅屋敷さわもとクリニック 院長 澤本 修一

梅屋敷さわもとクリニック 院長

澤本 修一

帝京大学医学部卒業後、都立広尾病院呼吸器科、帝京大学附属病院第二内科、社会保険都南総合病院に勤務。2002年に梅屋敷診療所を開設し、現在は梅屋敷さわもとクリニック院長として診療を行っています。呼吸器、特に気管支喘息の研究経験を生かし、呼吸器疾患やアレルギー疾患の診療に取り組んでいます。

主な資格

認定内科医・認定産業医
身体障害者福祉法指定医(呼吸器機能障害)

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