呼吸器内科
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呼吸器内科

呼吸器内科は、肺・気管支・胸膜など呼吸に関わる臓器の病気を専門に診療する科です。咳・痰・息切れ・喘鳴(ゼェーゼェー・ヒューヒュー)など、呼吸に関するお悩みはお気軽にご相談ください。
症状の軽重にかかわらず、気になることがあればお気軽にご相談ください。
当院の初診患者の9割は、咳嗽(セキ)でお困りの方です。医師だけが診断に納得しても、肝心の患者さんが納得しなければ、わざわざ調べて当院を受診していただいた意味がないと考えています。検査結果や診断の根拠をわかりやすくご説明し、患者さんご自身が「なぜこの治療なのか」を理解して取り組んでいただけるよう努めています。
当院では、問診票の内容に特に力を入れています。咳嗽は発症からの経過によって急性・遷延性・慢性の3段階に分けられますが、問診票の段階でかなりの程度疾患を絞り込むことができます。受診前にしっかりと記入していただくことで、限られた診察時間のなかでより深い診察が可能になります。
問診票で絞りきれない部分をクリアにするために、呼気NO検査・モストグラフ・スパイロメーターなど、体への負担が少ない検査を積極的に組み合わせています。特に呼気NO検査は、アレルギー性の気道炎症(好酸球性炎症)の有無を短時間で確認でき、喘息と喘息以外の疾患の鑑別に大きく役立ちます。
一般的な治療では改善しない難治性の咳の患者さんも多くいらっしゃいます。「何軒もクリニックを回ったが治らない」という方でも、丁寧な問診と検査を組み合わせることで、これまで見落とされていた原因が見つかることがあります。あきらめずにご相談ください。
喘息やCOPDの治療は、吸入薬(ステロイド薬・気管支拡張薬・抗コリン薬)が中心となります。症状がない時でも継続的に使用することによって病気を安定させ、その結果、発作を減少させ、仮に発作が起きても軽くて済みます。吸入薬は飲み薬と比べて直接気道に作用するため、少ない量で効果が得られ、全身への副作用も少ないのが特徴です。ただし、患者さんに合った吸入器と正しい吸入手技が治療効果を大きく左右します。薬局には、吸入デバイスの使い方を丁寧にご説明していただくよう依頼しています。
気管支喘息の治療に関しては、前記の吸入ステロイドが中心となりますが、それに加えて抗ロイコトリエン薬、テオフィリン製剤等を組み合わせて治療を行い、場合によっては、短期間でありますが経口ステロイド薬投与を行いますが、それでも発作を繰り返す方は、積極的に生物製剤を使用しています。当院は、最初の生物製剤であるオマリズマブから導入を行った経験があり、今では数十名の患者さんが使用し、良好な結果を得ています。慢性咳嗽の治療に関しては、様々な治療を組み合わせて行いますので、一言でこの治療を行うとは申しにくいのですが、長年の経験を基にして治療を行います。
この疾患は、最近増加傾向のある患者さんだと思います。特徴は、夜間の無呼吸、いびきですが、問題になるのはその合併症のようです。当院では、疑わしい患者さんをなるべく早期に発見し、CPAP(持続的陽圧呼吸療法・鼻に専用マスクを装着して就寝中に気道へ空気を送り無呼吸を改善する治療)を導入し、毎日の生活が快適に送れるように努めています。検査に関しては、ご自宅で簡易的な検査を受けていただき、その結果を基にCPAPが必要かどうかを判断しています。定期受診で使用状況を確認しながら、その都度無呼吸の改善状態をお知らせしています。
COPDや喫煙関連疾患の治療において、禁煙は最も重要な治療の一つです。禁煙補助薬(ニコチンパッチ・内服薬)を活用した禁煙サポートも行っています。
当院での対応が難しい疾患(肺がんの疑い・間質性肺炎・気胸など)については、速やかに専門施設(東邦大学、東京労災病院、大森日赤病院、昭和大学病院、国立国際医療センター、有明がんセンターなど)へご紹介します。紹介後も連携を取りながら、かかりつけ医としてフォローを続けます。
咳が長引いている場合は、呼吸器内科の受診をおすすめします。咳の原因は咳喘息やアトピー咳嗽、COPDなど多岐にわたり、専門的な検査による見極めが治療の近道になるからです。当院は内科・呼吸器内科・アレルギー科を診療しており、初診の患者さんの多くは咳でお困りの方です。風邪のような症状から長引く咳まで、迷われた場合はどちらの科か気にせずご相談いただければ、診察のうえで必要な検査をご案内します。
そのままにせず、一度ご相談ください。息苦しさや胸の痛みは、喘息やCOPD、肺炎、気胸といった呼吸器の病気のほか、心臓の病気で起こることもある症状です。安静にしていても息切れがする、急に強い痛みが出た、という場合は緊急性が高いため、ためらわず救急受診をご検討ください。徐々に進んできた息切れや、動いた時だけの息苦しさであれば、当院で呼吸機能検査などを行い、原因を確かめていきます。
まず、受診前にご記入いただく問診票を大切にしています。咳は発症からの経過で急性・遷延性・慢性に分けられ、問診の段階でかなりの程度、疾患を絞り込めるからです。そのうえで、絞りきれないグレーな部分をクリアにするために、呼気NO検査・モストグラフ・スパイロメーターといった体への負担が少ない検査を組み合わせます。必要に応じて、血液検査も行います。診察前の問診票は、ぜひじっくりご記入ください。なお、胸部レントゲン検査は、必須の検査とさせていただきます。
もちろんです。何軒か受診したけれど咳が治らない、という方は当院に多くいらっしゃいます。一般的な治療で改善しない咳でも、丁寧な問診と検査を組み合わせることで、これまで見落とされていた原因が見つかることがあります。現在かかりつけ医をお持ちの方のセカンドオピニオンとしてのご相談もお受けしています。あきらめる前に、これまでの経過を聞かせてください。
早めの受診をおすすめします。血の混じった痰は、気管支の炎症など心配のいらない原因のことも多いのですが、中には胸部レントゲンなどで確認しておくべき病気が隠れていることもあるためです。量が多い場合や繰り返す場合は、日を置かずにお越しください。原因を確かめておくことが、何よりの安心につながります。
息を吐く時のゼーゼー・ヒューヒューという音は喘鳴(ぜんめい)と呼ばれ、気管支が狭くなっているサインです。気管支喘息やCOPDなどで見られる症状で、放置すると発作的に呼吸が苦しくなることもあります。モストグラフや呼吸機能検査で気道の状態を確かめられますので、音に気づいたら早めにご相談ください。くわしくは気管支喘息・COPDの各ページもご覧ください。喘鳴とは、息を吐く際に聞こえる音のことを意味し、息を吸い込んだ時に聞こえる音のことではありません。一般に気管支が狭くなった時に聞かれる音ですが、喘鳴が聞かれるから、すなわち気管支喘息ですと診断されるわけではなく、その他の疾患でも聞かれることがあるため、精査が必要です。
ぜひお持ちください。これまでにどんな薬を使い、どう反応したかは、診断の重要な手がかりになります。特に咳の場合、「この薬は効かなかった」という情報だけでも原因を絞り込む材料になります。お薬手帳、健康診断や他院での検査結果、あれば胸部レントゲンの画像など、お手元にある資料はどれも診療に役立ちます。
呼吸が苦しい方、咳のために夜眠れない方、痰が多い方は、必ずWEBまたはお電話での事前予約をお願いしています。落ち着いた環境でしっかり診察するための体制です。それ以外の方も、当院は予約優先制のため、WEB予約をご利用いただくとスムーズにご案内できます。予約なしでお越しの場合、混雑状況により後日の診察をお願いすることがありますので、ご了承ください。
吸入薬は、正しい手技で使えているかどうかが治療効果を大きく左右します。吸入器には多くの種類があり、それぞれ操作や吸い方のコツが異なるため、「実は薬がきちんと吸えていなかった」というケースは珍しくありません。使い方に不安がある方は、お使いの吸入器を診察時にお持ちください。手技を確認し、必要であればその方に合った吸入器への変更もご提案します。吸入手技に対してご不安がある方は、ご遠慮なくお申し出ください。近くの薬局には吸入手技に対してのご指導をしていただくようにご連絡しておりますが、それ以外の薬局で処方を受けた方は、うまくご説明を受けていないケースもあるようです。重要なことは、吸入ステロイドは、食事の前に行うということです。
当院での対応が難しい病気の疑いがある場合は、東邦大学、東京労災病院、大森日赤病院、昭和大学病院、国立国際医療センター、有明がんセンターなどの専門施設へ速やかにご紹介します。ご紹介した後も連携を取りながら、かかりつけ医として治療の経過を一緒に見守ります。「紹介されたらそこで終わり」ではありませんので、ご安心ください。
梅屋敷さわもとクリニック 院長
澤本 修一
帝京大学医学部卒業後、都立広尾病院呼吸器科、帝京大学附属病院第二内科、社会保険都南総合病院に勤務。2002年に梅屋敷診療所を開設し、現在は梅屋敷さわもとクリニック院長として診療を行っています。呼吸器、特に気管支喘息の研究経験を生かし、呼吸器疾患やアレルギー疾患の診療に取り組んでいます。
主な資格
認定内科医・認定産業医
身体障害者福祉法指定医(呼吸器機能障害)
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