梅屋敷さわもとクリニック

〒144-0052 東京都大田区蒲田2-7-17
TEL:03-6428-6658

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咳が長引く患者様へ

当院は予約制ではありませんが、以下の症状に該当する方は、
必ず電話で事前に予約してからご来院ください。

ご予約が必要な患者様

  1. 呼吸が苦しい方
  2. 咳のために夜間眠れない方
  3. 痰が多い方(1日の痰の量がおちょこ1杯以上の方)

なお、予約なしで来られた方は、混雑状況により後日の診察とさせていただく場合がありますので、ご了承ください。

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院長ブログ

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はしかについて

はしかの感染拡大が最近10年間で最多のペースで続いています。春休みや大型連休などは海外へ行く人が増えます。ワクチンを2回打っていない人は、渡航前に医療機関に行って、接種してください ...

2019年の花粉飛散について

2019年の花粉飛散について ウエザーニュースによると、2019年のスギ花粉の飛散量は、2018年と比較して、全国平均で約2.7倍。特に東日本では6年ぶりの大量飛散になる見込みです。昨年の夏は記録的な猛暑が日本各地でも観測され、その記録的猛暑は、花粉を飛ばす雄花の成長に大きな影響を与えました。これまでの飛散傾向から見ても、2019年は急激に飛散量が高まる見込みです。ここ数年花粉症に悩まされていた人...

COPD(chronic obstructive pulmonary disease;COPD) 慢性閉塞性肺疾患とは

日本呼吸器学会のガイドラインでは、「タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することにより生ずる肺疾患であり、呼吸機能検査で気流閉塞を示す。 気流閉塞は末梢気道病変と気腫性病変が様々な割合で複合的に関与し起こる。臨床的には徐々に進行する労作時の呼吸困難や慢性の咳・痰を示すが、これらの症状が乏しいこともある」と定義されています。 診断は?
重喫煙歴を有する患者さんが、上記の症状を有して...

モット……すればよかったのに!

前回の投稿で、気管支喘息は、診断が難しい疾患であることを述べさせていただきました。今日、来られた患者さんは、専門医が診察すればすぐに診断することができた方でしたが、長い間診断がつかずにクリニックを転々とされてきました。その理由の一つとしては、自覚(自分で感じること)症状が乏しかったということがあげられます。このような方は、時々見られるのですが、長年の発作のために自分自身の体が慣れてしまい、少しくら...

気管支喘息の治療について

気管支喘息の治療で大切なことは、喘息症状を引き起こす原因物質をご自身から遠ざけることですが、可能なものと不可能なものがあります。
1. 可能なもの   アレルゲン(動物の毛、ハウスダスト、花粉、食物、カビなど)
2. 不可能なもの  天気(気圧、気温)、黄砂、大気汚染。 それ以外は、薬物療法になります。薬物は、長期管理薬(コントローラー)と発作治療薬(レリーバー)に分けら...

咳喘息の治療期間について

またまた咳喘息のお話しです。前々回の投稿で、咳喘息の治療で有益ですと述べましたが、問題はその治療期間です。
実は、この治療期間に関してははっきりしたエビデンスがなのが現実です。ある先生の講演会では約1年と述べられていました。事実、放置すると約30%が気管支喘息に移行するといわれています。
私の経験からも初診の気管支喘息患者さんを詳細に問診すると、感冒後の長引く咳を放置し、自...

咳喘息の診断について

確信が持てました。慢性咳嗽(セキ)で一番多い病気は、咳喘息です。名前は浸透していますが、診断が難しい病気と考えています。
診断の要は、気管支拡張薬(気管支を広げる薬。特にβ刺激薬)の使用で咳嗽が軽快することですと成書には書かれていますが、なかなか実際の臨床の場ではそうは簡単に行きません。何故かというと、気管支拡張薬で軽快する患者さんが多くはないということです。では診断で重要なことは何か...

咳が止まった!!

咳のためにいくつかの病院を転々として最後に当院を受診される方がいらっしゃいます。
その中には、吸入ステロイドの使用にもかかわらず軽快しない方もいます。そのような方は、不幸にも副作用の強い経口ステロイドを処方されたり、高額な生物製剤を使用されていた方もいました。最近来院された方は、専門医の下で数年間さまざまな抗喘息薬の使用にもかかわらず、毎晩咳に悩まされていました。
従来なら...

気道過敏性とは?

冷たい空気、ラーメンの湯気、お風呂の湯気、長電話、笑った時、人混み、香水の香りで咳が出る人は、気道が過敏なのかもしれません。
気道過敏性とは、私たちの皮膚は、各々によって過敏な人とそうでない人がいるように、気道(空気の通り道)も気道過敏性がある人とない人が存在します。気道が過敏な人は、気道に炎症(赤く腫れあがること)があり、さまざまな刺激(気温差、冷気、会話などの空気の出入り、臭い)に...

のどがイガイガする咳の原因は?

咳で来院される方の中で、のどがイガイガして咳が出ると言われる患者さんが多く見られます(特に女性)。
教科書的には、このような方のセキは、アトピー咳嗽であると述べられています。アトピーと言うと、皮膚のアトピー性皮膚炎を想像しますが、皮膚の病気とは全く別の病気で、ヒスタミンH1受容体拮抗薬が著効します。アトピー咳嗽もそうですが、その他の咳嗽と同様に合併症(咳喘息、アレルギー性鼻炎など)があ...
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