咳が長引く患者様へ
当院は予約制ではありませんが、以下の症状に該当する方は、
必ず電話で事前に予約してからご来院ください。
当院は予約制ではありませんが、以下の症状に該当する方は、
必ず電話で事前に予約してからご来院ください。
なお、予約なしで来られた方は、混雑状況により後日の診察とさせていただく場合がありますので、ご了承ください。
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咳を止めるには、咳の原因を究明することが重要です。咳の原因の大半は、呼吸器疾患です。代表的には気管支喘息、呼吸器感染症、肺癌、慢性閉塞性肺疾患ですが、その他の呼吸器疾患でも出ます。中でも危険なのは、肺塞栓症、気胸なのではないでしょうか。この疾患で咳が主訴とは思いもつかないのですが、まれに咳を主訴として来院することがあり、注意が必要です。
呼吸器専門医にとっては、呼吸器疾患を鑑別することには労力をあまり必要としないのですが、咳の原因は呼吸器疾患だけとは限りません。消化器疾患、耳鼻科疾患でも咳が出ます。消化器疾患で慢性咳嗽(セキ)の代表疾患の逆流性食道炎は、頑固な咳が出ます。更に耳鼻科疾患の慢性副鼻腔炎の患者さんは、何年も咳で悩んでいらっしゃいます。
ですから、咳が出るから、咳止めを出せばいいと言いうわけにはいかないのです。当院の初診患者の大半は、咳を主訴に来院されています。そこで私は、咳嗽問診票を改良に改良を加えることにより(現在も改良中ですが)、かなりの確率で問診だけで診断が絞られるようになりました。咳止めだけでは咳は止まらないのです!