梅屋敷さわもとクリニック

〒144-0052 東京都大田区蒲田2-7-17
TEL:03-6428-6658

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咳が長引く患者様へ

当院は予約制ではありませんが、以下の症状に該当する方は、
必ずWEBもしくは電話で事前に予約してからご来院ください。

ご予約が必要な患者様

  1. 呼吸が苦しい方
  2. 咳のために夜間眠れない方
  3. 痰が多い方(1日の痰の量がおちょこ1杯以上の方)

なお、予約なしで来られた方は、混雑状況により後日の診察とさせていただく場合がありますので、ご了承ください。

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一般内科

Internal medicine

一般内科について

内科は、循環器、呼吸器、消化器の他、腎臓や血液、内分泌まで幅広く対応する診療科目です。

インフルエンザ

インフルエンザ

インフルエンザは風邪によく似た病気で、どちらもウィルスを病原としていますが、ウィルスの種類が違います。
インフルエンザはインフルエンザウィルス、風邪はアデノウィルスやライノウィルスなどのウィルスが関与しています。
インフルエンザは、風邪よりも症状が重くなる、という特徴があります。セキ、喉の痛みだけでなく、40度近い高熱や頭痛、関節の痛み、強い倦怠感といった症状が全身に現れます。

ウィルスは毎年変化して新しい型が登場しますから、インフルエンザワクチンの予防注射は毎年受けておく必要があります。感染を完全に防げるわけではありませんが、症状の重篤化を抑えてくれます。毎年暮れごろから春先にかけて流行するので、その前に済ませておくのが良いと思います。注射の効果が出るのに半月くらいは必要です。効果は5か月くらい続きます。

痛風

突然、関節が激しく痛む病気で、痛むところの皮膚は赤くなります。足の親指の付け根に多いのですが、足首や膝、肘、指などの関節に発症することもあります。尿酸の代謝異常が原因と言われています。肉や魚、野菜などに含まれる旨み成分であるプリン体が体内で分解されて尿酸が生成されます。この尿酸がうまく体外に排出されない状態を代謝異常と呼んでいます。
痛風は、腎臓結石や心臓病などの合併症を引き起こすこともある病気です。プリン体は、お酒やレバー、エビ、いわし、かつお等の魚介類などに多く含まれるので、摂りすぎには注意が必要です。

喉の痛み

喉は粘膜に覆われて守られているのですが、炎症を起こすと腫れて周辺の神経を刺激し、それが傷みの原因になります。炎症が生じるにはいつくかの要因があります。よくあるのは、細菌やウィルスが侵入した場合です。
因みに、細菌とは自力で栄養を取り込んで生命活動を行うものです。一方のウィルスは細菌の30万分の1ほどの大きさしかなく、自力での生命活動が行えない為、他の生物(宿主と呼ばれます)に寄生して生きています。たばこやお酒の影響も考えられます。飲酒は、アルコールの加水分解の為に水分が失われて喉が乾燥することで痛みにつながります。飴などを舐めて喉に潤いを与えたり、殺菌薬によるうがいを行ったりして対応します。
医師が抗生剤を投与してくれることもあります。

倦怠感

倦怠感

体がだるい、疲れた、何もする気になれない、といった気分は誰しも一度や二度、経験したことがあると思います。こんな状態は倦怠感という言葉で表現されます。ただ考えられる原因は、フィジカルとメンタルとに分けられます。 フィジカルの方は、風邪やインフルエンザといった感染症、貧血、心臓や肺の疾患に伴う低酸素状態などが挙げられます。睡眠中に呼吸の止まる睡眠時無呼吸症候群も原因となります。或いは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病や、インスリンというホルモンの分泌不足による糖尿病によっても倦怠感が症状となって現れます。

一方のメンタルな原因ですが、うつ病やパニック障害などが代表的です。アルコールを始めとする薬物中毒によっても倦怠感が生じます。対処法ですが、充分な睡眠、適度な運動、体を温める入浴、アロマセラピーなどは効果が期待できると言われています。ただ倦怠感が続く場合は、早めに医師の診断を受け、早期治療を心掛けることが大切です。

風邪

風邪は、鼻や喉に生じる感染症のことで、原因となるウィルスは、ライノウィルス、アデノウィルス、コロナウィルスなど200種類以上あると言われています。どのウィルスかによって障害の程度も変わってきます。典型的な症状としては、喉の痛み、鼻水・鼻づまり、くしゃみ・セキ、発熱が挙げられます。「風邪は万病のもと」とはよく聞く言葉ですが、細菌による二次感染にも気を付けなければなりません。気管支炎や肺炎、小さなお子さんの場合ですと中耳炎なども心配されます。
風邪には特効薬がありません。基本は自分の体の自然治癒力です。休養、保温、栄養の3つが大切になります。日頃からうがい、手洗い、充分な睡眠、規則正しい食事を心掛けてください。

人間の平熱とか発熱の目安について、まず触れておきましょう。もちろん個人差はありますが、統計上の平熱は37度をやや下回るくらいです。感染症法という法律では、37.5度以上になると発熱、38度を超えると高熱と定義しています。熱は病気を発見する為の有力なサインですが、熱が出る原因は多岐に亘っています。
小さなお子さんですと、風邪、扁桃炎、中耳炎などの他、顔に赤い発疹が現れるはしか、日射病、熱中症、法定伝染病である日本脳炎などが考えられます。大人の場合には、発熱の仕方によって病気との関係を推測することができます。

  • 急な高熱:日本脳炎、ポリオ、結核性髄膜炎などの伝染病
  • 階段状に上昇する熱:腸チフス、肺炎、肋膜炎など
  • 乱高下する熱:敗血症、腎盂炎、心内膜症など
  • 型が決まっていない高熱:急性肝炎、インフルエンザ、はしかなど

微熱が長く続く時は、肺結核、腹膜炎、喉や鼻の慢性炎症、リウマチ、婦人病、更には悪性腫瘍などの疑いがあります。いずれにしても発熱が続く場合は医師の診察を受けてください。自己判断で解熱剤を飲むのは、避けて欲しい行為です。

糖尿病

糖尿病

糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンの不足によって、血液中のブドウ糖が増え、血糖値の高い状態が続く疾患です。尿の量が増える、喉が渇く、体重が減る、疲れやすいといった自覚症状が現れます。

インスリンを作るすい臓の細胞が壊れるI型と、生活習慣及び加齢により、インスリンの働きが低下するII型とがあります。進行すると、脳卒中、心筋梗塞、腎不全、糖尿病網膜症といった重い合併症を引き起こす可能性があります。

糖尿病はいくつかの検査数値によって判定されます。血液中のブドウ糖濃度である血糖値では、空腹時と食後2時間の数値が、それぞれ126mg/dl、200mg/dlのどちらかを超えると糖尿病型と言われます。グリコヘモグロビン(HbA1c)と呼ばれる約2か月間の血糖値の平均を示す数値では、6.5に達すると、やはり糖尿病と判定されます。糖尿病になった場合、食餌療法、運動療法、薬物療法の他、インスリン注射を行うこともあります。

脂質異常

血液中の脂質が基準より多い、もしくは少ない状態が脂質異常症です。
具体的には、悪玉(LDL)コレステロールが140mg/dl以上、善玉(HDL)コレステロールが40mg/dl未満、中性脂肪が150mg/dl以上のいずれかに該当する場合、脂質異常症と判定されます。以前は高脂血症と呼ばれていましたが、善玉(HDL)コレステロールは少ない場合が異常なので、脂質異常症となりました。自覚症状がない疾患なので、サイレントキラーと呼ばれたりします。血管がダメージを受け、動脈硬化が進んで、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まります。食生活や飲酒の習慣が直接的な原因となりますが、遺伝的な要素も含んでいます。

高血圧

血圧には最高と最低の2種類があります。心臓が収縮して血液を送り出す時の圧力は最高となり、収縮期血圧と呼ばれています。一方、心臓が拡張して血液が心臓に戻ってくる時は最も低くなるので、最低血圧イコール拡張期血圧となります。家庭で測定した時で、最高135mmHg、最低85mmHg、診察室での測定では、最高140mmHg、最低90mmHgを超えると高血圧と診断されます。高血圧状態が続くと、動脈硬化から、脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、心筋梗塞などを引き起こすリスクが高まります。高血圧の原因としては、塩分の摂りすぎ、肥満、過度の飲酒、ストレス、喫煙、野菜不足、運動不足など生活習慣上の問題が密接に絡んでいます。血圧を下げる薬に頼る前に、普段の生活を見直すことが大切です。